2009年11月28日

入笠山(2009/11/21)

今年初めて入笠山に行ってきました。週始め(?)に降った雪が山道の日陰に残っていて、所々凍っていて怖かった(^^;

考えてみると、こんなに遅い時期に登ったのはこのとき以来かも。連休明けにスキー場の雪を作るらしくて、これ以降入笠山での撮影は厳しいですね。

今回の星空は条件が大変よく、19時から24時まで撮影が堪能できました。氷点下6度で寒かったけど。















あちこち雪だし、氷点下だけど、珍しくほぼ無風だったので長時間撮影できました。

空も入笠にしてはかなり暗く、銀河もよく見えたし。


自動車に泊まって、朝起きたら窓ガラスが凍ってた。内側と外側両方。



暗いうちに着いたのでわからなかったけど、結構な積雪です。





いつもの駐車場もこんな感じで凍っていて進入できず。

充分に堪能した入笠の星空でしたが、今年はこれでお終いです。また来年。
posted by さひろ at 11:26| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月23日

入笠山(2007/11/17)

延び延びになっていた入笠山行きでしたが、やっと行って来ました。

11月ということで、かなり寒さを警戒してましたが、ある程度防寒対策を施したので、なんとか。
林の中は風がないので、特に寒くありませんでした。

着いたのが18時頃で、もう辺りは真っ暗。
心配していた空は、雲もほとんどなく、星がよく見えます。

入笠山の夜
入笠山の夜


とりあえず上弦の月が沈むまで、お茶でも淹れて一服することにします。

星空の下で
星空の下で


月が沈みました。ここは牧場で吹きさらし。もの凄く寒いので、早々に撤退です。

月没
月没


獅子座流星群と思われる流星が、時折夜空に長い線を引きます。
心なしか、いつもより空も暗いような気が(^^;

腰痛なのと、頂上は明らかに風が強く寒そうなので、マナスル山荘付近でうろうろしてました。
ずっと照明が点いていて明るかったです。

山荘に降る星
山荘に降る星


3時を過ぎると雲が流れてきました。少し山を下りたところにある沢入口駐車場でテントを張って仮眠することに。
朝は雪でした。

朝は雪

冬到来ですね。今年の入笠山は、おしまい。
posted by さひろ at 16:49| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月02日

GR DIGITAL II 発表

 GR DIGITAL生産終了からずいぶん早い発表でした。ていうか、同時に発表しろよ。

 http://www.ricoh.co.jp/dc/gr/digital2/

 各所で”正統進化”と言われている通り、基本的に初代の改良版+α 。個人的には以前から欲しいと思っていた電子水準器搭載に心奪われ、即座に予約入れそうになりました(^^; 8万円という価格でようやく自制した次第。

 同じようなの持ってる(^^; し、おそらく撮れる画は大差ないだろうと。改良点は十分魅力的だけど、GR DIGITALがどういうものか知っている&すでに所有している身としては、8万円あったらむしろAPS-Cでいいからデジ一が欲しい。

 使うならこれしかないと思っているGRDですが、所詮コンデジ、8万円のデジカメの画かと問われると…。GRDでしか撮れない画というのは確かにありますが。



 私的に○×書いてみると


 GRD2○な点

 ・電子水準器搭載。星の写真撮る時は特にLCDは頼りにならないので、かなり役立つと思われる。音で知らせる機能はジョリーグッド。

 ・情報表示モード。詳細不明だが、必要ないときバックライト切ってくれると、夜まぶしくなくて良いかも。ただし、この機能はGRDでも提供される予定。

 ・RAW記録速度アップ。RAW使う人はこれでようやく使えるようになったのではと。私は使わないので意味なし。

 ・動作音静粛化。レンズ駆動音が馬鹿みたいにうるさかったから、これは○。

 ・LCDサイズアップ。むしろはっきり見やすくなっているらしいところを評価。21万画素も23万画素も大して変わらないのではと。撮る画は1000万画素でしょ?VGAだって30万画素なのに。

 ・モードダイヤルが便利に・ボタンが押しやすくなった。

 ・電池が少し長く保つようになった。



 GRD2×な点。

 ・ADJ.ボタンがレバーになってしまった。シャッタースピードいじるときは明らかにダイヤルのほうが良いような。レバーのほうが信頼性高いのかなあ。ダイヤルの操作感が大好きなので、これかなりマイナス。

 ・1000万画素CCD。正直600万画素に下げて欲しかったくらい(^^; 少しサイズが大きくなってるから、画的には大して変わらなさそうだけど。ノイズリダクションは要望に応じて付けたというだけで、ノイジーな画は根本的には変わってないと推察。デフォルトでオフだし。多分NRすると、解像感が失われるんだろうな。それならソフトで後処理可能だし。



 GRD2どうでもいい・評価不明な点

 ・パッシブAF廃止。GRDは結構ピント外すからなあ。GRD2は正面顔が間抜けになった気はする(^^;

 ・フラッシュマニュアルポップアップ。フラッシュ使わないので。

 ・ISO64→80。違うのかな?

 ・VGA動画。動画撮影しないので。

 ・内蔵メモリ容量アップ。内蔵メモリ使わないので。

 ・SDHC対応。とりあえずSDしか使わないので。他の電子機器がSDHC対応してなかったりするので、SDはできるだけ1GB以下を使用。

 ・被写界深度表示。どうやって?距離範囲表示かな。



 こんなとこかな。基本的には悪くなってないので、初めて買う人には問題ないけど、今持っているのを8万円でリプレースするかというと、ちょっと考えてしまいます。電子水準器はとてもとても魅力的なんだけど。

 まあ水準器は便利だけど、どうにもならないというほどの差ではなく、むしろ、ADJ.ダイヤルがレバーになってしまった操作感の違いが致命的な気がします。かなり嫌。

 そういうことにして、GRDが壊れたとき仕方なくGRD2買うことにします。。。(´・ω・`)
posted by さひろ at 17:27| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月26日

星景撮影機材

星の写真を撮るために色々工夫していたら、こんなになっちゃいました(^^;

星景撮影機材星景撮影機材2


▼まずカメラはGR DIGITAL。これがないと始まりません。最近は小さくて軽いデジ一も出てきたので、少し欲しくなってますが(^^;


▼三脚は軽く・小さくSLIK TRAVEL SPRINT。本当は重くないと駄目なんだけど。ビクセンの微動雲台付けてます。


▼カメラのホットシューには手作りのスポーツファインダー。これについてはこことかここに書いてます。


▼次にLCD蓋。夜撮影すると、カメラのディスプレイがもの凄く明るくて、自分にも周りにも迷惑なので、簡単に蓋を作りました。

そこらにあったビデオテープケースを適当な大きさに切って、遮光用のモルトプレーンを貼り付けました。

LCD蓋

装着は蓋の折り曲げたところをカメラと雲台の間に挟みます。上はちょうどスポーツファインダーの調整ネジに引っかかりました(^^;

LCD蓋装着

開けるとこんな感じ。必要なところだけモルトプレーンを切り抜こうか思案中。でもなんだかんだで全体を確認する必要もあるし。

LCD蓋開けたところ


▼フードアダプターには露よけヒーター。夜露でレンズが曇るので暖めて防止します。

フィルムカメラ時代は桐灰カイロ使ったものですが、GR DIGITALには大きすぎて無理。いろいろ探した結果、フィルムヒーターなるものを入手しました。

露よけヒーター

電源は長時間運用を考えて、単二×6本の電池ボックスを使用。ほんのり暖かいかな?という感じですが、しらびそ高原で役に立ちました。緊急時には9V角形乾電池でもいけそう。


▼最後に撮影画像確認用にZaurus SL-C1000とUSB接続ケーブル。

USB接続ケーブル

カメラの小さなディスプレイでは暗い星画像の確認はかなり困難。そこでZaurusにGR DIGITALをUSBストレージとして接続、画像ファイルをソフトで表示します。

なぜUSBストレージ接続なんか使うかというと、GR DIGITALは三脚ネジ穴のすぐ近くにメモリカードスロットがあり、いちいちカメラを三脚から外さないとメモリカードを取り出せないからです。。。

接続にはディスプレイの大きなノートパソコンも検討したんですが、やはり屋外で低温・夜露に晒すのはちょっと…ということで。Zaurusのディスプレイは3.7型VGAですが、それなりに役立ちます。

必要なときだけZaurusを懐から取り出し、ケーブル伸ばして接続、電源入れて確認。と、比較的スムーズ。もちろんUSBストレージの自動マウントはここなど参考にして実現しました。便利〜♪

Zaurusとの接続

ソフトはaBookReaderを使用。内蔵の写真ビューアではUSBストレージ内の画像閲覧が出来ないからです。

aBookReaderで星景写真を見る

aBookReaderは素晴らしいソフトですが、夜間使うにはファイル選択画面などがまぶしすぎます(^^;

aBookReaderファイル選択


と、大体こんな感じです。

星景撮影機材3
posted by さひろ at 20:50| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

しらびそ高原にて(2007/05/19・20)

友達と夜空が暗くて有名なしらびそ高原へ行って来ました。

三日月と金星
三日月と金星


はじめは「そんなに暗いかな?」と思ってましたが、いざ写真を撮ってみるとあまりの黒さにびっくり。井川や入笠山とはランクの違う夜空です。

そのせいで思いがけない事態が発生。今までより露出時間を長くする必要に迫られました。おおむね2分〜3分。1分より短いと、星も景色もあまり写らず、ただの真っ黒な画になってしまいます(^^;

途中、ヘッドライト灯した自動車が何台もやってきました。(天文屋的に)非常識者め!下の1枚はそのときの写真。

地上と北の空
地上と北の空


これはこれで地上の景色が写って案外良いかも?(^^;
同じ露出で景色がないとこう。

北の空
北の空


さらに露出時間を3分に。これくらいでようやく前景も黒く見えてきます。

北の日周運動
北の日周運動


射手座付近の銀河は肉眼でも白い雲のようにはっきり見えます。

射手座付近の銀河
射手座付近の銀河


射手座
射手座


射手座とさそり座
射手座とさそり座


わずかに南の地平線が明るいですが、さすがに有名なだけあって星を撮るのに適した夜空でした。月がないと前景が全く写らないので、星景写真には少し不向きかも。

これだけ暗い空の下、月も外灯もない山の中なのに、ライトなしで歩き回れるとは、日本の夜は本当に明るいんですね。
posted by さひろ at 09:16| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月16日

井川のスキー場にて

2007/04/14・15と静岡県井川へ星を撮りに行って来ました。

前から目を付けていたシーズンオフのスキー場は見晴らし良く、適度に立木もあって、星景写真にもってこいです。

ただやはり水平線近くは街の灯が明るい。北はアルプスですが、東は富士市、南は静岡市、西は浜松市?の灯りで、月もないのにライトなしで動き回れます(^^;

オリオンと金星
オリオンと金星


ぶらさがるオリオン
ぶらさがるオリオン


暮景
暮景


すべてGR DIGITALで撮影。

夕方は天気良かったのですが、すぐ薄雲ってしまって、いまいちでした。さそり座なんかも撮ったんだけど、やっぱりまともなのはオリオン座だけ(^^;
posted by さひろ at 16:04| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

入笠山星写真(2006/10/21)

今更ですが、GR DIGITALで撮ってきた入笠山星写真を。

北斗七星と
北斗七星と


晩秋
晩秋


灼かれるオリオン
灼かれるオリオン


ちょうどオリオン座流星群極大日で、速くて明るい流星がびゅんびゅん飛んでました。夜露がひどく撮影は序盤で諦め(^^; ひたすら流星観賞してました。これぞライブの醍醐味。

あけぼのに富士

朝には雲海が広がります。手軽に登れますし、いいですよ入笠山。
posted by さひろ at 15:55| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月16日

星景写真

やっと晴れたので、GR DIGITALで星の写真を撮ってみました。

ただし、撮ったままではまともな写真にならない(^^;ので、レタッチ・トリミングしてます。
画像をクリックするとフォト蔵へ跳んで、もっと大きい画像も見られますが、後悔しそう(^^;



まずは朝起きたら晴れていたので、慌ててベランダから撮ったオリオン座。

屋根の上のオリオン座

ISO200・F2.4解放で30秒。もろに街中なので、完全にカブリました。青空です(^^;
レタッチでそれっぽく補正。あと電線消したりとか(^^;


週末晴れたので、海岸へ。出かけるのが遅くて、到着時はすでに薄暗く、夕暮れ。

海辺の夕暮れ


海なら光害少ないかなあと思ったのですが、時間も早かったせいか、街中と大して変わらない結果に。50枚ほど撮ったけど、まともなのは数枚でした(^^;

砂丘の射手座

…月が出ているわけではありません(^^;


やっぱり小さな液晶だと、確認難しいですね。あれ?こんな筈じゃなかったのにって事が多いです。特に星の写真は。



撮ってみてわかった事。

・ISO200以下しか使えない。ISO400以上はノイズが大きいだけでなく、ノイズリダクションによる変なシミが出ることがある。

・LCDがまぶしい。基本的にLCDは役に立たないので消しておきたいのだけど、露出時間セット&撮影画像確認で点けざるを得ない。
さらに画像記録時に10秒くらい『記録中』という画像がどうしても点灯する。電源切るときもRICOHのロゴが。まぶしくて仕方ない。
周りで星の写真撮ってたら大迷惑だなこれは。なにか蓋を用意しないと。

・ボタン操作しにくい。電源とセルフタイマーボタン探し当てるのが難しかった(^^;
これでは手袋着用操作は無理。



撮り方としては、GR DIGITALを三脚に固定、外部ファインダー(無くても可)で構図に大体アタリを付け、ISO1600・F2.4・8秒で撮影。15秒以上だとノイズリダクションが働いて延々待たされるため。

ISO1600だとノイズばりばりだが、構図は大体判る。判ったところで修正し、確認のためまた撮影。これで構図を決める。微動雲台があると調整の手助けになる。

構図が決まったらISO200・15秒以上の露出にセット、念のためセルフタイマーを使用して撮影。赤道儀があれば最大3分という露出時間を生かせるのだが、正直GR DIGITALでそういう写真を撮っても意味がないと思った。

3分にすると、露出に3分、ノイズリダクションに3分、記録に30秒と、7分近くかかってしまう。これに構図決定時間を考えると1時間に何枚撮れるやら。まあ星の写真ってそういうものだけど。

デジカメの場合、電池切れが怖い。記録中に電池切れだと目も当てられない。この日はテストも含めて3時間で50枚くらい撮ったけど、電池が1目盛になってた。

1枚1枚に時間かかってるからなあ。一晩撮影だとやっぱり電池3つくらい用意しないと駄目かも。



総じて、構図確認が出来るデジカメは失敗を減らせるし、パソコンに取り込んで修正しやすいものの、画質面でまだまだ星の撮影には厳しい。特にコンパクトデジタルカメラの場合は。
いざというときは星の撮影も出来る、というぐらいに考えるのが当然。


というわけで、フィルム一眼を整備したくなってきました。絶滅間近だし(涙)
posted by さひろ at 16:37| 静岡 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月30日

スポーツファインダーの改良

電子照準付スポーツファインダー

先週製作したスポーツファインダーですが、『電子照準』を付けてみました。
効果の程はまたもや疑問(^^;


28mmの画角はスポーツファインダーだと無理があるみたいで、接眼窓が小さいと視野がケラレてしまい、接眼窓が大きいと目を当てる位置が動きやすく視野がかなり変わってしまいます。

ケラレるのは話にならないので、接眼窓を大きくしたのですが、せめて目を当てる位置をある程度一定にしたいなあと思って、LEDによる電子照準を付けてみました。

電子照準付スポーツファインダー内部

要は接眼・対物窓の上下・左右方向の縁中央に1つずつLEDを光らせ、前後のLED位置が合うように覗く仕組み。
理屈では適正位置で合う筈です(^^;

材料はLEDとプリント基板、ボタン電池ケース、スライドスイッチ。
抵抗も入れず、もの凄く適当に配線してテープでぺたりと滅茶苦茶いい加減。
役に立たなかったら根こそぎ外して無かったことに出来ます(^^;

LEDを用いたのは星景撮影用だからですが、明るすぎるかも。昼間でも使用出来ます。
これでも1mcd以下の一番光量の少ないLEDを探してきたんですが。
接眼窓側のオレンジLEDが明るすぎなので、ケースで覆ってみましたが、これでも夜目には明るいかもなあ。


覗く位置はある程度固定出来そうですが、きちんと中央に導入出来るかはかなり疑問。
当たり前ですが、LEDの光はぼやけて見えますので。
これも無いよりマシ程度(^^;
どうせならダットサイトくらい付けたいとこですね。


早く使用してみたいのですが、最近本当に夜晴れないなあ。
posted by さひろ at 19:51| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月24日

スポーツファインダーの製作

GRD用スポーツファインダー

GR DIGITAL用に素通しのスポーツファインダーを製作しました。ホットシューに取り付ける外部ファインダーです。

星の写真を撮りたいなーと思っていたのですが、LCDに全く写らない星を撮るには外部ファインダーが不可欠。そこで純正の外部ファインダーを含めていろいろ探していました。ポイントは

・視野が明るい(星は暗いので)
・視野が四角で画角(真っ暗なのでブライトフレーム使用不可)

の2点。一般にカメラ用の外付け光学ファインダーは数万円と高価なのと、上記の要素をなかなか満たさないので、簡素なスポーツファインダーを作ってみることに。ガラス通さない方が明るいし、夜露で曇ることもないしね(^^;

スポーツファインダーは単なる覗き窓なんで、針金や板で作ってもいいんだけど、空が暗いところではそれでは見にくいと予想。やはり箱形で画角以外を遮蔽するタイプに。

工作のスキルは全くないので、加工しやすくて条件に合う素材を探し、タカチ電気工業のプラスチックケースSW-85を入手しました。大きさやフレームの見え方に関係する深さは40mm。本当はもっと深くて大きいケースが欲しかったんだけど…

でもこれ以上大きいと運用が鬱陶しいかも。

ファインダー背面

背面から見たところ。覗き窓は初めもっと小さい丸穴だったけど、どうしても視野がケラレてしまうので、さんざん試行錯誤の末大きな四角窓に。

ファインダー取付位置

このファインダーはそれなりに大きい箱なので、ボタンやダイヤルが干渉しないように中央からずらして取り付けてあります。

ファインダー内部

ファインダー内部。ケースの底が覗き窓で、蓋が画角を決める窓。蓋だけ交換すれば他の画角にもすることが出来るなあ。なぜ高校地学部時代にこれを思いつかなかったのか(^^;

ホットシューへの取り付けは、切り抜いた窓の切れ端で簡単に作ったアダプタにネジを通す穴を開けて固定。奥の方にあるつまみネジを緩めることで、左右方向の調整も可能にしてみました。本当はこのネジを外に付けたかったんだけど、材料不足やらなにやらで。

プラケースはABS樹脂製でそれなりの強度の割に加工が容易でした。満足な工作器具がないので、カッターとキリでガリガリと削って穴開けて…。1日半かかりました(^^;
こういう風に作るっていうのがわかってれば、もっと早く出来たでしょうけど、いろいろ試行錯誤してたので。
その代わり材料費は500円以下です。

スポーツファインダー取付正面


まだ実際に使用してないので、使用感はわかりませんが、それなりに見やすいものの見え味はかなりアバウト(^^;

・正確なフレーミングは期待出来ない。とりあえず中央にあるものは中央に見える(爆)
・ハイアイポイント(^^;だが、見る位置(前後)によって画角が露骨に変わる。眼鏡かけて見ると覗き窓でケラレる
・フードを付けると視野が少しケラレる
・工作精度も含めて格好悪いので、日中は使用出来ない(^^;

こんな感じ。初めはきちんと計算して穴を開けてたんですが、どうにも画角が一致せず、適当に広げていった結果、4:3でも3:2でもない比率に。まあ、だからなんとなくこんな感じかな?って勘を働かせながら撮ることになると思います(^^;

それにしてもスポーツファインダーって売ってないですねー。作って試してなんとなく理由がわかったような気が。「こんなのおかしい」って文句言う人が出そう。外付け光学ファインダが高価なのって、素人がうかつに手を出さないようにだったりして<違(^^;
posted by さひろ at 15:57| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月12日

フード&アダプター GH-1

フードアダプター装着

オプションのフード&アダプター GH-12点吊ネックストラップ GS-1を購入しました。お金ないのに…

フードアダプターはレンズ保護が目的。バッグの中で不意に電源が入ったとき、レンズ可動部やレンズ表面の損傷を防ぎたいなと。雨や風が強いときにも保護したいし。

個人的には筐体はもう少し大きくても許容範囲なので、レンズは収納式じゃなく固定式にして欲しかったかも。当然性能重視で。
いや、ものぐさなので、フードアダプター付けっぱなしになりそうだなーと(^^;

あとは37mmのプロテクトフィルター付ければ良いんだけど、そんなのどこにも置いてない。ていうか、まともなカメラ屋がありません(T-T
マシなのが電気店のデジカメコーナー。カメラ用品買うのに電気店に行かなければならないとは情けない時代になったもんだ。

結局みつからなかったのでネット通販。そんなことしてるうちに、もう結構レンズ表面汚れちゃったよ…orz


2点吊りストラップは少しでも手ぶれを防止しようかと。撮影時にぴんと張ると良いという話なので。
ただ、モードダイヤル付近のストラップホールに付けるとダイヤル操作時に邪魔なので、対角線上に斜め吊り。
操作は良いんだけど、首に下げてるときレンズが下向くのが…


電気店巡って、またいろいろデジカメ触ってきたけど、GRD触り慣れちゃったせいか、もう全く魅力的に映らなくなって驚きました。
やっぱりカメラとしての魅力をきちんと備えているのが、GRD最大のポイントかなあ。
露出操作しやすく、またきちんと反映されるのがわかるので、自然と画作りしたくなります。手間をかけた分、自分の意図を込められるのが楽しい。

何も考えずに綺麗に写るコンデジも大好きなんですけどね(^^;

はやく清々と撮影したいなあ。
posted by さひろ at 11:03| 静岡 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月07日

GR Digital購入

ずーっとデジカメ新調したいなーと思ってましたが、このたびGR Digital購入しました。

GR Digital

ちなみに今まで使っていたデジカメはDC-3Z。いつのカメラよ?って感じですね(^^;

DC-3Z

購入にあたってのポイントは

 ・コンパクトデジタルカメラ
 ・28mm(35mmフィルム換算)画角
 ・ホールドしやすい

の3点。LUMIX DMC-FX01が真っ先に購入候補に挙がりましたが、「どこ持てばいいの?」という感じのホールドしにくさであっさり脱落。

他の候補としてはCaplio GX8FinePix F30(28mmじゃないけど高感度がことさら魅力)があったのですが、結局、ホールドしやすい・操作性がよさそうなGRDにしてしまいました。

実売6万円もするGRDなので迷いましたが、良いカメラを長く使いたいなあと。
3Zも1998年から8年(!)も使ってますし。
だめだこりゃって早々に手放すかもしれませんが(^^;

各所のGRDレビューを見ると、「歪みのない28mmGRレンズは素晴らしいが、電子記録系がダメで全く生かし切れてない」という評価。
「ISO200以上は盛大なノイズが乗る」「RAW記録は時間かかりすぎで使い物にならない」と、レンズ以外の性能はあまり期待出来ません(^^;

でも、操作性は良さそうだと。店頭に置いてあるところがないので確かめられないのが難点なのですが。。。



さて、梱包を解いて手に取った印象は、「なにこのおもちゃのカメラは?」でした(^^;
質感が安っぽいわけじゃないんですが、表面のざらざらした処理が微妙。
昔こういうおもちゃのカメラあったようなー。同じように小さいし。

まあでもこの表面処理は指紋が全然目立たなくて良いかも。
グリップ部のゴム皮(?)は安っぽいですが滑らないし、かなり面積があるのでホールドしやすい。
そのうち剥がれてくるらしいですが(^^;

操作性はやはり良いです。ほとんどの設定が片手でホールドしたまま、ダイヤルなどで直接呼び出し操作でき快適。これは良い。

機能も少ないので、もうほとんど操作覚えました。あとは実際に撮ってみてどうかですね。
画角28mmは初めてなんだけど、パースが強めにかかるのがちょっとびっくり。
上の3Zの写真みてもわかると思う。
1.5Cmマクロがあるとはいえ、ブツ撮りにはやはり向かないですね。

さてさて、どのくらいの期間使えるか、楽しみです(^^;
posted by さひろ at 16:06| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする